熱中症予防対策について
平成30年6月6日に近畿地方も梅雨入りし、台風5号が日本付近の太平洋上を横断するなど、
何かと雨の多い不安定な天気が続いております。
また、気温についても日中は徐々に温度が上昇し、温度及び湿度のダブルパンチで大変
過ごし難い季節を迎えております。
この時期になると毎年、「熱中症」で倒れた方が搬送されるニュースが放映される時期になってきました。
「熱中症に気をつけなくては!」と分かってはいるものの、熱中症対策については、後手になりがちです。
下記にて、熱中症対策についておさらいしてみました。
熱中症にならないための基本行動
- クールビズの実施
- 早めに水分・塩分補給
- 天気予報のこまめなチェック
熱中症対策の基本中の基本です。
女性の場合は特に、日焼け予防も大事ですが、通気性の良い素材のものを着るなど、
涼しさも合わせて考えた服装を心がける必要があります。
天気や気温、湿度に関してお知らせするサービスもあるようなので、
利用することをお勧めします。
熱中症になってしまいがちな場面
- アルコールやコーヒー、緑茶などで水分補給した気持ちになっている時
- 室外での長時間労働
- 室内で過ごしているからと、安心している時
- 気温がそれ程高くないが、湿度が高い時
- 体調不良、体力低下時
アルコールが危険な理由は、利尿作用が強く働き、肝臓がアルコールの分解に
水分を必要とするからとのことです。
また、室外での作業中「あともう少し」の状態が続き、頭がクラクラするなど
身に覚えがありませんか?この時期は特に自覚して、作業する時間帯をずらす
ことや水分・塩分補給をこまめに摂るなど意識しながら、作業に取り組みたいところです。
熱中症にならない為に実施すること
- 十分な睡眠をとる(就寝前の水分補給も大事)
- 水分(糖分・塩分が添加された液体)や塩飴等の補給
- 外気温が30℃を超える高い時間帯では作業時に途中休憩を入れること
- 熱中症対策グッズの活用
対策を実施できない場合もありますが、できる限り気を付けたいですね。水分補給に関しては、
塩分のナトリウムが汗と共に排出されてしまうので、塩分の補給が必要と言われています。
(血中のナトリウムの濃度が下がると、これ以上濃度を下げないようにする為に、水分を
受け付けなくになってしまうようです。糖分は腸での水分吸収を促進すると言われています。)
どうしても屋外作業をしなければならない場合は、喉が渇く前の水分補給と、涼しい場所での
こまめな休憩をとること!
一緒にいる人が熱中症になってしまったら!
- 涼しい場所に避難させる
- 涼しい格好にし、身体を冷やす
- 水分を補給をさせる
- 水分の摂取が出来ない場合や意識のない場合は、直ちに救急車を呼ぶ!
一人で作業しないことや一緒にいる人が気付いてあげることが大事なことです。顔がほてって赤くなっていないか、
逆に青い顔をしていないか等、お互いに気をつけて声を掛け合うようにしましょう。
また、カフェインを含むお茶は利尿作用が高い為、水分補給としては推奨されていません。普段、緑茶を好まれて
飲まれている方は、暑い時間帯だけでも麦茶にするのもお勧めです!
弊社熱中症予防対策として
物流事業本部 各センタにて塩飴(タブレット)及びスポーツドリンクを6月5日に配布しました。